頭語と結語の使い方や基本的な組み合わせ一覧

頭語・結語 頭語と結語
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手紙の最初に書く「頭語」、また手紙の最後に書く「結語」

それぞれどのような使い方や決まりがあるのでしょう。

手紙の種類と頭語や結語の組み合わせについてご紹介します。

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頭語と結語の使い方

手紙は頭語から始まり結語で終わります。

頭語とは・・・「とうご」と読み、はじめの挨拶にあたります。

結語とは・・・「けつご」と読み、おわりの挨拶にあたります。

頭語から書き始め本文へと続き結語で締めくくるというのが一般的な手紙の形式になります。

これらの頭語と結語は、セットで使いそれぞれ対応する組み合わせが決まっています。

手紙の相手や内容に合わせて相応しい組み合わせを選ぶことが大切です。

(例)

・拝啓なら敬具

・前略なら草々

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手紙の種類と頭語と結語の組み合わせ

頭語と結語は手紙の相手や内容によっても使い分けします。

手紙の種類と頭語と結語の組み合わせについて説明します。

手紙の種類と頭語結語について

手紙は大まかに分けると6つのパターンに別れます。

それぞれの手紙と頭語結語の関係もこのようになります。

一般的な手紙(往信・返信)

一般的な手紙で往信の場合、一番よく使われるのが拝啓と敬具になります。

この拝啓と敬具の組み合わせは手紙の内容をあまり問わずに使えます。

意味は「謹んで申し上げます」となります。

同様に返信の場合は「拝復」が使われ、意味は「謹んでお返事差し上げます」となります。

このように書き出しの段階でいただいた手紙の返事ということを伝えます。

丁寧な手紙(往信・返信)

あらたまった手紙では敬意の高い頭語と結語を使い相手を敬う気持ちを伝えます。

これは往信も返信も同様です。

日常の相手に使うと他人行儀となり冷たい印象を受けるため注意が必要です。

初めて出す手紙

初めての相手に出す手紙の場合でも拝啓と敬具で問題はありません。

しかし目上の人などの場合はよりかしこまった頭語と結語を使った方が無難です。

再び出す手紙

相手からの返事が来ないうちに間を開けずに出す手紙のことです。

伝え忘れたときや一通目の返事の催促などがあります。

急用の手紙

よくあるケースとしてはお見舞いがあります。

頭語で急ぎの手紙ということを伝え、前文は省略して十分に意を尽くせていないことを詫びる結語となります。

前文を省略する手紙

時候の挨拶など前文を省いて本文から書き始める手紙に使います。

お見舞いやお詫びの手紙、また親しい相手に送る手紙などがあります。

頭語と結語の組み合わせ

手紙の種類と頭語結語の組み合わせ一覧になります。

手紙の種類 頭語 結語
一般的な手紙(往信) 拝啓・拝呈・啓上・一筆申し上げます 敬具・拝具・敬白・かしこ
一般的な手紙(返信) 拝復・復啓・敬復・お手紙拝見いたしました・お手紙ありがとうございました・お返事申し上げます 敬具・拝答・拝具・かしこ・お返事まで
丁寧な手紙(往信) 謹啓・謹呈・恭啓・粛啓・謹んで申し上げます 謹言・謹白・敬白・頓首・かしこ
丁寧な手紙(返信) 謹復・謹答・拝復・お手紙ありがたく拝見しました 敬答・敬白・かしこ
初めて出す手紙 拝啓・拝呈・はじめてお便り差し上げます 敬具・拝具・敬白・かしこ
再び出す手紙 再啓・再呈・追啓・重ねて申し上げます 拝具・敬白・かしこ
急用の手紙 急啓・急白・急呈・取り急ぎ申し上げます 草々・不一・不備・かしこ
前文を省略する手紙 前略・冠省・略啓・前文お許しください・前略ごめんください 草々・不一・不備・不尽・かしこ

※かしこ・・・女性の場合のみ

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