便箋には白無地や罫線入り、カラーや絵柄付きなど様々な種類があります。
手紙を書くときは、これら多くの便箋の中から相応しいものを選ぶことが大事です。
相手に失礼にならないように、また堅苦しく思われないためにはどのような便箋を使用するのがいいのでしょう。
そこで便箋の種類と用途別の選び方についてご紹介します。
便箋の種類
便箋は罫線の有無や紙の色、また柄の有無など多くの種類があり、相手や用途により相応しい便箋が異なります。
それらの便箋は大きく分けると次の四種類があります。
・白無地(罫線なし)
・罫線入り(縦・横)
・カラー便箋
・絵柄付き便箋
それぞれどのような場面に相応しいのか詳しく見ていきましょう。
便箋の用途別の選び方
手紙を書くときに使用する便箋は相手や内容に合わせて相応しいものを選ばないと失礼になったり堅苦しく感じさせてしまうことがあります。
それぞれの便箋の特徴について確認しておきましょう。
白無地の便箋
白無地の便箋は弔事・慶事など全ての手紙で使用することができる便箋で、一般的にはあらたまった相手に対して書くときに使用します。
親しい相手に使うこともできますが相手に堅苦しく感じさせてしまうかもしれませんので、その場合は白無地よりカジュアルな便箋を選ぶ方がいいでしょう。
また白無地は罫線がないため文字が真っ直ぐになるように下敷きとなるガイドを敷いて書きます。
・あらたまった相手
・正式な手紙
罫線入りの便箋
罫線ありの便箋は縦罫線と横罫線の二種類がありあらゆる手紙で使用できますが正式な手紙やあらたまった相手には向きません。
また手紙は本来縦書きが基本になりますので横罫線の便箋は親しい友人などカジュアルな手紙にだけ用いるようにしましょう。
・親しい相手
カラーの便箋
カラーの便箋は親しい人に使用するカジュアルな便箋です。
手紙の内容や相手のイメージ、また季節などに合わせて好きな色を選ぶといいでしょう。
またビジネスなど改まったシーンで使用する便箋は白が基本になります。
フォーマルであればアイボリーやクリーム色ではなく真っ白なホワイトを選びましょう。
・親しい相手
絵柄つきの便箋
絵柄付きの便箋もまた親しい人に使用するカジュアルな便箋です。
季節の花などのイラストが書かれたものなどが代表的な例になります。
ビジネスシーンであれば白無地や罫線のみで絵柄のない便箋を選びましょう。
・親しい相手
手紙の種類!封書・はがき・一筆箋の違いと使い分け