相手に連絡をするとき、手紙にしようかハガキにしようか迷ったことありませんか?
どちらでも良さそうなものですが、それぞれ特徴や違いがあり間違えると相手に失礼な場合もあります。
また内容により手紙の方が望ましい場合やハガキでも構わない場合があります。
そこで手紙とハガキの特徴や違いについてご紹介します。
手紙とはがきどっちで書くべき?
手紙の特徴!メリットとデメリット
手紙(封書)はハガキよりもかしこまったもので、目上の人やはじめての人へ出す場合はハガキより封書の方がいいでしょう。
また本来出向いてご挨拶するような依頼やお詫び、またお見舞いやお悔やみなどは封書にするのがマナーとなります。
手紙にするメリットは他人が内容を読むことができないということです。
また便箋に書くため長い文章でも十分な紙面で読みやすいといえます。
デメリットとしては封筒、便箋、切手などが必要になり、一枚で出せるハガキのような手軽さがないことです。
手紙で書く方が望ましいと思われるもの
手紙で書く方が望ましいと思われるものをご紹介します。
・目上の人やはじめての人へ送る場合
・結婚、出産、賀寿などのお祝い
・縁談、結婚、お悔やみ、弔事
・病気、事故、災害などのお見舞い
・頼み事、催促、承諾、断り、相談、お詫び、激励
・頼み事のお礼
はがきの特徴!メリットとデメリット
はがきは封書の略式で、メリットとデメリットは手紙の真逆になります。
メリットは形式張らずに出すことができて書く側も読む側も手軽ということです。
季節のご挨拶状やすぐに出す必要があるお礼状、また事務的な連絡や報告などはハガキの方が効率がいいといえます。
デメリットはハガキに書いてある内容を誰でも読むことができてしまうため、他人に読まれたくない場合は封書の方がいいでしょう。
またハガキは文章を書くスペースに限りがありますので、長い文章を小さな文字でびっしりと書いて出せば読む方が大変です。
はがきでも構わないと思われるもの
はがきでも構わないと思われるものをご紹介します。
・身内、友人などへ送る場合
・結婚記念日、誕生日、節句、新築などの日常的なお祝い事
・お祝い、贈答品などを頂いたお礼
・年賀状、暑中見舞い、寒中見舞いなどの季節の挨拶状
・お中元、お歳暮の送り状やお礼
・招待状、案内状、喪中欠礼
・結婚、出産、退職、異動、転居などの通知、近況報告