喪中はがきを書くときに迷うのが夫や妻の親が亡くなったときの続柄の書き方です。
父や母はまだわかりますが、義父や義母の場合はどのように書けばいいのでしょう?
喪中はがきを書くときの文例についてご紹介します。
喪中はがきの文例!義父義母の書き方
義父義母が亡くなった場合の喪中はがきの書き方や文例についてご紹介します。
義父義母とは?
義父とは夫からみた妻の父、または妻からみた夫の父のことです。
また義母とは夫からみた妻の母、まはた妻からみた夫の母のことです。
喪中はがきの差出人を夫婦連名で出す場合には筆頭者からみた続柄を書くというのが一般的です。
つまり夫が筆頭者と考えると義父とは妻の父、義母とは妻の母になります。
義父義母の文例
まずは義父と記す場合についての文例をご紹介します。
また、義母の場合には続柄を義母に変え、名前を義母の名前にします。
(義父の場合)
喪中につき年頭のご挨拶をご遠慮申し上げます
本年◯月に義父◯◯が八十歳にて永眠いたしました
平素のご厚情に深く感謝申し上げますとともに
これからも変わらぬおつき合いのほど何卒宜しくお願い申しあげます
令和◯年十一月
義父義母と書かない場合には?
また義父または義母は妻からみれば実の父親と母親にあたりますので少し抵抗があると感じる方もいます。
その場合は義理とはいえ夫にとっても親のようなものですから、父や母と記してもいいでしょう。
または苗字が違いますので、妻の父や妻の母と記してフルネームを書くという方法もあります。
妻の父、妻の母の文例
妻の父と書く場合はこのようになります。
また妻の母とする場合には父の一文字を母に変更して名前を母の名前にします。
(妻の父の場合)
喪中のため年末年始のご挨拶を控えさせていただきます
本年◯月、妻◯◯の父◯◯◯◯が八十歳で永眠いたしました
長年にわたるご厚情に改めて心より御礼申し上げます
皆様に良い年が訪れますようにお祈り申し上げます
喪中はがきの文例!父母の書き方
続いて父や母が亡くなった場合の喪中はがきの書き方についてです。
父母などの書き方
例えば差出人が連名で夫が筆頭者の場合、夫の父親が亡くなったときは続柄を父と書きます。
同様に夫の母親が亡くなった場合にも、続柄は母と書きます。
義父や義母とは違い、とてもシンプルになります。
父母の文例
ここでは父が亡くなった場合の喪中はがきの文例をご紹介します。
母の場合は父の一文字を母とし名前を母親の名前にします。
(父の場合)
喪中につき年末年始のご挨拶を失礼いたします
今年◯月に父◯◯が八十歳で永眠いたしました
本年中に賜りましたご厚情に心から感謝申し上げますとともに
皆様のご多幸をお祈り申し上げます
令和◯年十一月