年末に近親者が亡くなったらどうしたらいいのでしょう。
葬儀の準備など慌ただしい中で、既に投函してしまった年賀状のことも気になります。
喪中はがきは年内の投函は諦めて年明けに寒中見舞いを出せばいいのでしょうか?
そこで年末に亡くなったときの喪中はがきの文例についてご紹介します。
喪中はがき年末に亡くなったときの文例
身内が年末に亡くなった場合に喪中はがきはどうすればいいのでしょうか?
年賀状の取り戻し請求や寒中見舞いの書き方と文例をご紹介します。
年賀状の取り戻し請求について
年賀状を投函してしまった方はその年賀状が気がかりだと思います。
本来、喪中であれば年賀状を出すことは控えるのが慣習であり常識だからです。
もし年賀状がこのまま先方に届いてしまったらと気持ちも焦りますよね。
このように投函してしまった年賀状は取り戻し請求ができます。
配達前であれば郵便局で手数料(420円~580円)を払い、取り戻し請求の手続きすることで配達をとりやめることができます。
まずは、お近くの郵便局に電話をするか、直接窓口に行って詳細を確認してみるのが早いと思います。
寒中見舞いの書き方
投函した年賀状を取りやめることができたら、寒中見舞いの準備です。
寒中見舞いとは
寒中見舞いとは寒さが厳しい時期に相手の安否をたずねる季節の挨拶状です。
しかし、喪中はがきが届いたときの返信や、今回のように喪中で年賀状が出せなかった場合の挨拶状としても使います。
寒中見舞いの時期
寒中見舞いは松の内(1月7日)から立春(2月4日頃)までの期間に送ります。
寒中見舞いの内容
今回は年末に近親者が亡くなったため、年始の挨拶を失礼したことをお詫びする内容になります。
寒さが厳しい時期ですから相手の安否をたずねる言葉ではじめ、昨年の感謝と今年のお付き合いをお願いする言葉で締めくくるといいでしょう。
寒中見舞いの文例
寒中お見舞い申し上げます
向寒の折 皆様にはお変わりございませんか
喪中のため年頭のご挨拶を差し控えさせていただきました
旧年中に賜りましたご支援に深く感謝いたしますとともに
本年も変わらぬおつき合いの程よろしくお願い申し上げます
令和◯年 一月