引っ越しの挨拶で旧居の場合、どんな挨拶をしたらいいのでしょうか?
忙しいので挨拶をしないというのは、やはり失礼でしょうか。
手土産を持って行く場合は、熨斗の表書きは何と書けばいいのでしょう。
そこで、引っ越しの挨拶で旧居の例文についてご紹介します。
引っ越しの挨拶で旧居での気をつけたいポイントと例文!
引っ越しの挨拶で旧居の場合の気をつけたいポイント
1. 感謝の気持ち
これまでお世話になったことへの感謝を伝えることは非常に重要です。具体的には、以下のような表現が考えられます。
「これまで大変お世話になり、ありがとうございました。」
「皆様のおかげで快適に過ごすことができました。」
2. 引っ越し日時
引っ越しの日にちと時間帯を伝えることで、当日の騒音やトラックの出入りについて事前に理解を得ることができます。
「○月○日の午前中に引っ越しを予定しております。」
「○月○日の午後に引っ越し作業を行います。」
3. お詫び
引っ越し当日にご迷惑をおかけする可能性があることをお詫びすることで、近隣の方々への配慮を示します。
「引っ越し当日はお騒がせしてしまうかもしれませんが、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。」
「当日はトラックの出入りなどでご迷惑をおかけすることがあるかもしれません。」
4. 転居先の連絡先
特に親しくしていたご近所の方には、新しい住所や連絡先を伝えておくと良いでしょう。
これにより、引っ越し後も連絡を取りやすくなります。
「新しい住所は○○です。何かありましたらこちらまでご連絡ください。」
5. 粗品の用意
ささやかな粗品を用意しておくと、感謝の気持ちをより具体的に伝えることができます。
粗品は日用品やお菓子などが一般的です。
引っ越しの挨拶で旧居での例文!
○直接挨拶する場合
こんにちは。○○号室の○○です。
この度、○月○日に引っ越すことになり、ご挨拶に参りました。
これまで大変お世話になり、ありがとうございました。
引っ越し当日はお騒がせしてしまうかもしれませんが、何卒よろしくお願いいたします。
○手紙で挨拶する場合
お世話になっております。○○号室の○○と申します。
何度かご挨拶に伺いましたが、ご不在でしたので手紙で失礼いたします。
私○○は○月○日に引っ越すこととなりました。
これまで大変お世話になり、感謝申し上げます。
引っ越し当日はお騒がせしてしまうかもしれませんが、何卒よろしくお願いいたします。
○粗品を渡す場合
こんにちは。○○号室の○○です。
この度、○月○日に引っ越すことになり、ご挨拶に参りました。
これまで大変お世話になり、ありがとうございました。
引っ越し当日はお騒がせしてしまうかもしれませんが、何卒よろしくお願いいたします。
ささやかですが、こちらをお受け取りください。
引っ越しの挨拶で旧居でしないのは失礼?
引っ越しの挨拶を旧居でしないことが失礼にあたるかどうかは、状況や地域の習慣によりますが、一般的には挨拶をしておく方が無難です。
以下に、挨拶をすることの重要性と、しない場合の影響について詳しく説明します。
挨拶をすることの重要性
感謝の気持ちを伝える:
これまでお世話になったご近所の方々に感謝の気持ちを伝えることは、礼儀として大切です。
トラブルの回避:
引っ越し当日は騒音やトラックの出入りなどでご迷惑をおかけすることがあるため、事前に挨拶をしておくことでトラブルを避けることができます。
良好な関係の維持:
特に親しくしていたご近所の方々とは、今後も良好な関係を維持するために挨拶をしておくと良いでしょう。
挨拶をしない場合の影響
誤解を招く可能性:
挨拶をしないことで、無礼だと感じられることがあります。
特に長期間住んでいた場合は、感謝の気持ちを伝えないことで誤解を招くことがあります。
トラブルのリスク:
引っ越し当日の騒音やトラックの出入りについて事前に知らせておかないと、近隣の方々から苦情が出る可能性があります。
例外的な状況
短期間の滞在:
短期間の滞在であった場合や、特に親しい関係がなかった場合は、挨拶を省略することもあります。
防犯上の理由:
特に一人暮らしの女性など、防犯上の理由で挨拶を控える場合もあります。
結論
引っ越しの挨拶は、地域の習慣や個々の状況によりますが、一般的にはしておく方が無難です。
感謝の気持ちを伝え、トラブルを避けるためにも、できる限り挨拶をすることをおすすめします。
引っ越しの挨拶で旧居の手土産の熨斗はなんて書く?
引っ越しの挨拶で旧居のご近所に手土産を渡す際の熨斗(のし)の書き方については以下のようになります。
熨斗の書き方
表書き
上段:
「御礼」または「お礼」と書きます。
これは、これまでお世話になったことへの感謝の気持ちを表します。
下段:
自分の苗字を書きます。
家族全員で引っ越す場合でも、苗字だけで問題ありません。
水引
種類:
紅白の蝶結び(花結び)を使用します。
蝶結びは何度でも結び直せることから、引っ越しのような何度もあるケースで使います。
熨斗の位置
外熨斗:
手土産を包装した上に熨斗紙をかける「外熨斗」が一般的です。
手渡しする際に一目でわかるようにするためです。
注意点
手土産の選び方:
手土産は500円〜1,000円程度のものが一般的です。タオルやお菓子など、日常的に使えるものが喜ばれます。
タイミング:
引っ越しの1週間前から当日までに挨拶を済ませるのが理想的です。