年末の慌ただしいときに不幸があると喪中はがきの準備も間に合いません。
年が明けると日頃お付き合いのある方から年賀状が届きますよね。
そこで寒中見舞いを出しますが喪中の告知や欠礼のお詫びはどのように書けばいいのでしょう。
寒中見舞いを喪中はがきの代わりに送る文例についてご紹介します。
寒中見舞いを喪中はがきの代わりに送る場合の書き方
はじめに寒中見舞いを喪中はがきの代わりに送る場合の書き方についてです。
盛り込む内容としては下記の二つになります。
・喪中の告知
・欠礼のお詫び
また寒中見舞いはもともと季節の挨拶として出すのは松の内が過ぎてからになります。
そのため文章の構成としては下記のようになります。
1.寒中お見舞いの挨拶
2.時候の挨拶
3.年始の挨拶のお礼の言葉
4.喪中の告知
5.欠礼のお詫び
6.新年のお付き合いのお願い
7.相手の健康を気遣う言葉
詳しくは上記のような流れになりますが、必ずしもこの流れにする必要はありません。
相手との関係性やそのときの状況により必要なことを盛り込み不要なところは省略すればいいでしょう。
寒中見舞い喪中はがきの代わりに送る文例
次に寒中見舞いを喪中はがきの代わりに送る文例についてです。
例文を4パターンにわけてご紹介します。
シンプルな例文
寒中お見舞い申し上げます。
喪中のため、年頭のご挨拶を差し控え失礼いたしました。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
時候の挨拶を含む例文
寒中お見舞い申し上げます
向寒の折 皆様にはお変わりございませんか
喪中のため年頭のご挨拶を遠慮させていただきました
本年も何卒よろしくお願い申し上げます
年賀状のお礼を含む例文
寒中お見舞い申し上げます
ご丁寧なお年始状を頂き有難く存じます
当方からご挨拶申し上げるべきところ喪中につき遠慮させていただきました
本年も変わらぬお付き合いの程よろしくお願い申し上げます
喪中の告知を含む例文
寒中お見舞い申し上げます
このたびは年頭のご挨拶ありがとうございました
実は昨年◯月◯日に◯◯が永眠いたしましたので 新年のご挨拶は差し控えさせていただきました
ご連絡が遅れまして申し訳ございませんでした
本年もご厚誼のほどよろしくお願い申し上げます