寒中見舞いはご存知でも余寒見舞いはあまり馴染みがないかもしれません。
その余寒見舞いは、どのように書けばいいのでしょう?
余寒見舞いの書き方のポイントや文例についてご紹介します。
余寒見舞いの書き方
余寒見舞いの書き方のポイントは下記のようになります。
余寒見舞いの主旨とは?
立春(2月4日頃)を過ぎて春は迎えたもののまだ厳しい寒さが残っている頃に相手を気遣うお見舞い状になります。
暦の上ではもう春なのに寒さが厳しいですがお元気でお過ごしですかと、相手の安否を尋ね合わせて自分の状況も伝えます。
余寒見舞いの構成
余寒見舞いの一般的な文章の構成はこのようになります。
1.余寒お見舞い申し上げます
2.相手の安否を尋ねる言葉
3.自分の状況を伝える言葉
4.相手の健康を祈る言葉
書き出しは、余寒見舞い申し上げますとするのがいいでしょう。
通常は相手の安否を尋ねる言葉になりますが、寒中見舞いを頂いた返信の場合はお礼を述べます。
また喪中の場合は、一般的に松の内が明けてから寒中見舞いでご挨拶します。
返信が遅くなり立春を過ぎてしまった場合は余寒見舞いとなります。
いつ誰が亡くなったのかと年賀状を出さなかったお詫びを伝えましょう。
余寒見舞いの文例
余寒見舞いの文例は下記のようになります。
友人への出す場合
余寒お見舞い申し上げます
春とは名ばかりに厳しい寒さが続いておりますが
いかがお過ごしでしょうか
くれぐれもご自愛くださいますようお祈り申し上げます
寒中見舞いの返信の場合
余寒お見舞い申し上げます
先日は丁寧なごあいさつを賜り 誠にありがとうございました
おかげさまで私どももつつがなく過ごしております
余寒厳しき折 くれぐれもご自愛ください
喪中に年賀状をもらったときの返信
余寒お見舞い申し上げます
立春とは名ばかりの寒い日が続きますが お変わりありませんでしょうか
実は昨年◯月に(続柄)を亡くし 年末年始のごあいさつを控えさせていただきました
欠礼のお知らせが行き届かず申し訳ございません
まだまだ寒さが厳しいですが くれぐれもご自愛ください